県知事選挙について思う

告示日(6月8日)まで2ヶ月を切った県知事選挙。現職を含め、いまなお正式に立候補を表明する方がいない現実が、よく理解できません。皆さんもきっと同じ思いではないでしょうか。

現職は、これまで2回の選挙において、2ヶ月前に出馬表明されています。今回がこれまでとどこが違うのでしょうか? 何らかの理由で決めかねている、ということなのでしょうか?
また県東部の民進党国会議員の名前が取りざたされていますが、こちらは現職の不出馬が前提となるようです。
現職とは一線を画す自民党は、(今日の新聞報道では)独自候補の擁立にこだわらないとしています。現職でなければだれでもよいというニュアンスにも取れ、無責任ではないかとの指摘もあります。

通常であればすでに候補者も出揃い、私たち県民は、候補者から県政の課題や静岡県の将来像、選挙の争点・公約などについて聴くことができているはずです。
このことが先送りされている事態は、県民にとってはマイナスであります。
現職は、投票率50%未満では選挙結果に効力がないとの持論を展開しています。投票率向上に向けても、一日も早く進退を表明してほしいと私は思います。

富士市長 小長井義正

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